ラミネートで作る口布付きトートバッグの作り方

ラミネートを使った口布付きトートバッグ材料セットの作り方をご紹介します。

バッグの中を隠してくれる口布は巾着タイプで使いやすく、見た目も可愛い。
汚れから防げるのも嬉しいですね。

材料セットには、生地やレシピなど材料一式と生地に合わせたミシン糸もセットしてお届けします。
ミシンと基本の裁縫道具があればすぐに作り始められます。

出来上がりサイズ

出来上がりサイズ
(約)縦30×横38×マチ12×持ち手48cm

A4サイズもしっかり収まる大きめサイズで高さ・マチもあり、たっぷりと入るので毎日使いのバッグとしてはもちろん、レジャーやマザーズバッグ、通勤・通学など、様々なシーンで活躍しそうです。

材料セットに入っているもの

全て揃っているか確認してから作り始めてください

  • ラミネート生地
  • シーチング生地
  • コード
  • ミシン糸
  • レシピ(作り方)

その他準備していただくもの

  • ミシン
  • アイロン
  • 布用ハサミ
  • チャコなど布用ペン
  • 定規
  • ひも通し

ミシンは家庭用ミシンで、普通地を縫うときの針(11~14号)・糸(60番/#60)・押さえが使えます。
ミシンとの相性もありますので、ラミネート生地の表を縫うときに縫いにくいと感じる場合は、押さえを「テフロン押さえ」に替えたり「シリコン剤」をミシンや針に塗ると滑りが良くなり縫いやすくなります。余った生地で試し縫いをしてから縫いはじめてください。

▼口布付きトートバッグ材料セットの作り方を動画にて詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

生地を切ります

レシピのサイズ通りに生地を切っていきます。

準備ができました。いよいよ作っていきます!
ミシン、アイロンを準備してください。

口布付きトートバッグの作り方

1.口布を作ります

両端の縫い代を1cmの三つ折りにして、折り目のきわを縫います。

上側の縫い代(3cm)を1cm、2cmの順に折ってきわを縫い、ひも通し口を作ります。

同じものを2枚つくります

2.持ち手をつくります

ひもの長辺を1cmずつ内側に折ります。

さらに、内側に折った箇所を重ねるように半分に折ります。

両方の端を縫います。
このとき、一方方向からミシンをかけるとねじれの少ないきれいな仕上がりになります。

艶消しのラミネート生地は、表面がさらっとして滑りやすいので普通の生地を縫うときのミシンセットで縫うことができます。縫いにくいと感じるときは、押さえを「テフロン押さえ」に替えたり「シリコン剤」をミシンや針に塗ると滑りが良くなり縫いやすくなります。

同じものを2本作ります。

ラミネート生地を使うときには、いくつかきれいに仕上げるためのコツがあります。うまくいかないな~と感じている方は下の「コツ」を参考にしてみてください。ちょっとしたことで縫いやすさが変わってくるかもしれません。

ラミネート生地に折り目をつけるコツ

ラミネート生地って折り目が付きずらいですよね。
生地表面のビニル樹脂は高温で溶けてしまうので、アイロンをかけることができません。

しっかり折り目をつけたいときは、爪やヘラまたはオープナーを使うのがおすすめです。

爪を使うときは、表面のビニール加工を傷つけることがあるので、爪は立てずに表面を使ってください。

ラミネート生地の仮止め

ラミネート生地は、加工をしていない生地と違い、マチ針を刺した穴残ってしまいます。
仮止めには仮止めクリップを使うときれいです。マチ針を使うときは縫い代など作品の表から見えない場所に刺しましょう。

3.本体に持ち手を縫い付けます

本体の上側、中心から7cmのところに持ち手を縫い付けます。
同じものを2枚作ります。

下の図のように、両手で端を持ち、そのまま持ち替えずにU字に曲げると捻じれなく付けられますよ。

4.本体2枚を縫い合わせます

本体2枚を中表に重ねます。

両脇と底を縫います。

縫い代を割って、両脇のマチを縫います。
縫い代はミシンにあたって閉じやすいので、縫う前にしっかり割れているか確認してください。

5.口布を挟み込んで袋の口を縫います

本体の口を上から1cm、2cmの順に折ります。
さらに、口布を挟み込んで、下のきわを縫います。

持ち手を上げて上のきわを縫います。

6.本体の側面4辺をつまんで縫います

マチがある面が上になるように広げ、脇の中心から6cmのところをつまんで止めていきます。
縫い込まないように口布は上に上げておきます。

袋口部分も口布を縫い込まないようにつまみます。

端から3mmくらいを縫います。

底近くは、側面だけを縫うときれいに仕上がります。

7.コードを通して結びます

コードを半分に切り分け、口布のひも通し口に両側から通して結びます。

ラミネートで作る口布付きトートバッグの完成です!

大きめの口布で、ワインなどの瓶やねぎ・大根など大きなものもすっぽり覆えます。旅行で荷物が増えたときも大丈夫◎

完成したらカラーバリエーションも楽しんで

ラミネートで作る口布付きトートバッグ材料セットは4つのカラーバリエーションがあります。

柄の組み合わせをご自分でセレクトしたい方はこちら

材料セットを作ってみたら、こんどはオリジナルの組み合わせで作ってみませんか?

【 本体 】

crafのおすすめはラミネート生地です。

ラミネート生地とは、普通生地の表にビニール加工がしてある生地で、接着芯をつけなくてもハリがあり、バッグやポーチ作りに良く使われます。防水性があるので濡れや汚れに強く、拭き取るだけでお手入れが簡単にできます。

crafで扱うラミネート生地は艶消しタイプです。表面はさらっとした肌触りで品の良い光沢感があります。家庭用ミシンで、普通地を縫うときの針(11号)・糸(60番/#60)・押さえが使えます。縫いにくいと感じるときは、押さえを「テフロン押さえ」に替えたり「シリコン剤」をミシンや針に塗ると滑りが良くなり縫いやすくなります。

crafでは、独自にラミネート加工をする柄を選んでいるのでラミネート生地の柄の種類が豊富です。他では見ることのできない柄が見つけられますよ。

▼ソレイアード ラミネート生地を見る

【 口布 】

口布は巾着タイプなので、薄~普通地程度の厚さの生地を選びましょう。ハリのあるラミネート生地や厚い生地だと絞りずらく、口が絞りきれない場合があります。

crafのおすすめはシーチング生地です。

普通地程度の厚みで、切る・折る・縫うなどがしやすく扱いやすい生地です。

▼ソレイアード シーチング生地を見る

シーチングと同じくらいの厚さで、さらに柔らかくなめらかな肌触りになるヴィンテージフィール加工を施した「ヴィンテージフィール」生地もおすすめです。

▼ソレイアード ヴィンテージフィール生地を見る

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