kippis 2023 Spring&Summer

Pieni onni
小さな幸せ

半径5mの身近な暮らしにあるささやかな幸せ。
北欧の人達はこれを見つけることに
長けているといわれています。

花が咲いたとき。
子どもが笑ったとき。
ぷっくりとしたベリーの実を見つけたとき。
ふと感じる心地よいそよ風。

そんな一瞬をとらえる力は、
とかく後ろ向きな力が働きがちな世界においては、
美点といえるでしょう。

kippis 2023 春夏コレクションでは、
北欧で暮らすデザイナーが感じた
身近な幸せを描いています。


Tikut ティクット / リズミカルな色エンピツ

designed by Sanna Mander

散らかったデスクをふと見ると、豊かな色とリズムがあることに気づきます。
乱雑に置かれた色エンピツが放つ、楽しく遊びに満ちたリズム。
日々の中で目に入る光景をポップに描きました。
シンプルなモチーフと、様々な色の組み合わせが楽しいデザインです。

Mininki マイニンキ / うねり

designed by Eri Shimatsuka

フィンランドの首都、ヘルシンキから眺めるバルト海は、大きな波もなく、
塩の味もほとんどせず、島がたくさんあるため水平線も曖昧で、まるで大きな湖のよう。
散在する島には、船に乗って移動します。
ゆらりゆらりと波が揺れ動く、穏やかな海を描きました。

Marketta マルケッタ / 市場のマーガレット

designed by Eri Shimatsuka

初夏、ハカニエミのマーケットには鉢植えの花が並びます。
どんな花を飾るか考えるのがデザイナーの楽しみ。
マーガレットは毎年家の前に飾ります。マーケットの花々が告げる夏の訪れ。
人々の浮き立つ心を映すような、ふわふわとそよぐ花が愛らしいデザインです。

Samettikukka サメッティクッカ / ベルベットの花

designed by Matti Pikkujämsä

バリを旅行中、小さな神社の道で目にしたマリーゴールド。
その美しい花のベルベッドのような質感に引かれ描きました。
旅する時、普段とは違う感覚が出現します。
見慣れたものの美に改めて気づかせてくれる、宝物のような旅の瞬間を元にしたデザインです。

Vitamiini ヴィタミーニ / ビタミン

designed by Eri Shimatsuka

夏、フィンランドの森には色とりどりのベリーが実ります。
デザイナーのお気に入りは家族で行く「ベリー摘み」。
食べてばかりで収穫にならない娘に笑わせられながら、楽しい時間を過ごします。
北欧の人々にとって元気のもとであるベリーを、ボーダーに配しました。

Vaapukka ヴァアプッカ / ラズベリー

designed by Sanna Mander

ヴァアプッカはフィンランドの方言で、ラズベリー。
デザイナーの夏小屋には父親が植えたラズベリーがあり、年々成長しているそう。
朝起きるとベリーを採り、朝食にするのがルーティン。
自然の成長、家族と夏の思い出。ラズベリーの味。様々な思いを込めました。

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